銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・北区にあるエアガン製造会社「タナカ」の社長、田中祥元容疑者(64)で、拳銃と同じ殺傷能力を持つエアガンおよそ870丁を販売するために所持していた疑いが持たれています。
このエアガンは「タナカ」が7月に発売した新作で、薬きょうにガスを入れて発射させる仕組みです。
しかし警視庁の鑑定の結果、薬きょうの中にガスの代わりに火薬を詰め、金属の弾を発射させるとベニア板6枚を貫通する程の威力があることがわかり、警視庁は殺傷能力があると判断したものです。
逮捕前、田中容疑者は次のように反論していました。
「そんな危ない物と思って誰が作ります? みんな、すばらしい品物とほめてくれた。殺傷能力なんてどこができるの、できっこないでしょ。我々はおもちゃ作ってるんです。強度はない」(田中祥元 容疑者)
警視庁は、田中容疑者が危険性を認識しながらも、客の注目を集めるために販売していたとみていて、すでに流通しているおよそ2000丁の購入者に、最寄りの警察署に提出するよう呼びかけています。
エアガンが「拳銃」と認定され、摘発されるのは全国で初めてです。





